マーク金井の試打インプレッション

オノフ オノフ ドライバー AKA(2015年)

2015/07/07 09:00

クラブを計測してみると?

シャフトは中間部分のしなり量が大きく、典型的な先中調子。タイミングが取りやすく、先端はムチのようにしなり、ヘッドが返りやすい

ロフト10度表示で、リアルロフト角が11.5度。フェース角は+0.25度と、わずかにフックフェース。ライ角は62.5度と非常にアップライトで、重心角は25度と大きめだ。ヘッド体積は460ccだが、前作に比べるとつかまりを強く意識した設計になっている。

シャフトについては、標準装着のMP-515Dは前作よりも中間部分のしなり量が大きい、典型的な先中調子。切り返しで中間部分が大きくしなり、ダウンからインパクトにかけて中間部分から先端側がムチのように鋭くしなり戻る。インパクトゾーンではヘッドがアッパーに動きやすく、ヘッドが返りやすい。トルク感も適度にあるので、スイングが乱れてもヘッドの挙動は安定している。

長さはメーカー値が45.5インチで、実測値は46インチ(60度測定法での計測)。クラブ重量は純正Sで303.3g、バランスはD2。45インチ換算にすると310g前後。40~65歳くらいで、体力が平均的な男性ゴルファーと相性が良いスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトMP-515D(S)
ロフト(度)10
リアルロフト(度)11.5
ライ角(度)62.5
フェース角(度)+0.25
長さ(インチ)46
振動数(cpm)247
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