ロイヤルコレクション SFD X7 ドライバー

クラブを計測してみると？

ロフト角9.5度表示でリアルロフト角が10.25度。フェース角が±0度。市販ドライバーの中では、表示ロフト角とリアルロフト角の差が少ない。ライ角は63.5度と、非常にアップライト。重心角は18.5度と小さい。フェース形状を考えると、重心距離はやや長め（メーカー値で40.3ミリ）で、実際スイングしてもヘッドが返りやすいタイプではない。ライ角が非常にアップライトな点を除けば、スペック的にはつかまりの良さよりも、左へのミスが出づらいタイプだ。スライサーよりも引っかけを嫌うフッカーと相性が良いだろう。

シャフトについては、標準装着のATTAS RC W50は手元が硬めで中間部分がしなる中調子。振動数は245cpm。トルクは4.2（メーカー値）。純正シャフトとしては平均的な硬さ。トルクが少なめなので、シャフトの挙動は適度にシャープ。長さはメーカー値、実測値とも46インチ（60度法計測値）。クラブ重量は298.1g。バランスはD0.5。35～60歳くらいで、平均的な体力のゴルファーにちょうどいい重さだ。

クラブ測定データ