マーク金井の試打インプレッション

ピン i アイアン

2015/09/22 09:00

クラブを計測してみると?

『ピン i アイアン』の特徴として、しっかりバウンス角(7番アイアンで8度)がついている

5番アイアンのロフト角が26度。以下、6番が29度、7番が32度、8番が36度、9番が41度、そしてPWが45度。アスリートゴルファー(中上級者)向けなので、全体的にロフトはそれほど立っていない。また、ロフトピッチも3~5度なので、飛距離の階段(フロー)も作りやすくなっている。

7番アイアンで計測すると、長さは37インチ。番手ごとの長さの間隔は0.5インチというように細かく統一されているわけではなく、ピンのオリジナルになっている。実際に計測してみると、7番から1番手下がる(上がる)ごとに、0.5インチよりも微妙に長い間隔だ。

試打クラブに装着されているシャフトは、日本シャフト N.S.PRO 950GH。軽量スチールの定番で、シャフト重量は100g弱となっている。クラブ重量は416.8g。バランスはD1。N.S.PRO 950GH のSフレックスが装着されているクラブとしては平均的なスペックだ。硬さの目安となる振動数は325cpm。ライ角は12種類の中から選べるが、今回のライ角(シルバー)は7番アイアンで約65度。ヘッド素材はステンレス鋳造だが、メーカーに依頼すると、ロフト角、ライ角を調整できる。

クラブ測定データ

シャフトN.S.PRO 950GH(S)
ロフト(度)32
リアルロフト(度)32
ライ角(度)65
フェース角(度)
長さ(インチ)37
振動数(cpm)325
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ピン
発売日:2015/09/04 参考価格: 116,640円