マーク金井の試打インプレッション

ミズノ MP-5 アイアン

2015/11/03 09:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。小ぶりのヘッドは、視覚的にも操作性の良さを感じさせる

ミズノでは、プロ、アスリート向けの主力モデルとなる『MPシリーズ』。現在11種類のアイアンがラインアップされているが、今回は最新モデルとなる『MP-5 アイアン』を試打する。ヘッド素材は軟鉄鍛造で、バックフェースが伝統的なマッスルバック形状となっている。

顔つきはオーソドックス。トップラインの傾斜は強めで、トウ側が高くなる形状。構えると、トップラインがやや開いた感じに見えるので、視覚的にはつかまり過ぎない(引っかかりづらい)ようにデザインされている。ヘッドサイズは番手によって異なり、ロングアイアンほどヘッド長を短くしてつかまりやすさを向上させている。ショートアイアンになると、ロングアイアンと比べてヘッド長がわずかに長くなっている。

ヘッド長は74.7ミリ。フェースプログレッションは3.5ミリ(5番アイアンの数値/メーカー値)。アドレスするとわずかにヒール側にポケットがある。ストレートネックだが、アドレスするとボールを包み込むイメージが湧き、ハンドファーストに構えやすく仕上がっている。

ヘッドはかなり小ぶり。ソール幅は狭く、定規で測ってみると約18ミリ。ソールがフラットではなく、ラウンド(丸み)がやや強めなのは、抜けを良くするためだと考えられる。前モデルの『MP-4 アイアン』や『MP-64 アイアン』と同様に、ルーク・ドナルドが監修したラウンドソールが採用され、ダウンブローに打ち込んでも、芝に潜り過ぎない設計となっている。

バックフェースが肉厚で、典型的なマッスルバック形状になっているMP-5 アイアン。見るからにハードな印象を受けるが、実際打ってみると打感の良さやミスに対する寛容性はどんなものなのか、じっくりテストしてみたい。

打ってみると?(弾道は)≫
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ミズノ
発売日:2015/09/18 参考価格: 123,120円