新製品レポートこれぞミズノの正統派マッスル
【ミーやん】ついに出ました!ミズノから本格的マッスルバックの登場です。名称となる数字は一桁になって「MP-4」。ご覧のとおりのトップブレードも薄めでシャープなルックス。バックフェースのデザインも潔いですね。めちゃカッコイイ!
試打レビューを読む■全体的な感想
総じて言えば、打ってて楽しいアイアンです。芯を食ったときの手応えもいいですし、弾道の高低も出しやすいです。打てる方はインテンショナルで左右にコントロールすることもできると思います。難しそうとか自分には無理と思わずに、一度打ってみることをお勧めします。スコアだけじゃない楽しみ方も体感できると思います。
■デザイン
シンプルでとてもいいです。個人的にはトップブレードの薄さは気になりません。何よりバックフェイス下部の肉厚感がたまりません。マークはすべて色抜きにしてます。
■飛距離
飛び系アイアンではないので、狙った距離をきっちり運びたい方に適していると思います。
■打感
もっちりしていて、きっちりとらえた時はフェイスに乗っている時間が長く感じます。本当に気持ちいい打感なので、ショット練習しているだけでも楽しくなってきます。
■方向性
スイング通りの球筋になります。言い換えれば操作性はいいということでしょう。自分は球筋を操作するまでには至っていないので、持ち球(ドロー)でコントロールできるように練習しています。
■弾道高さ
元々弾道は高いので、上がりづらさは感じませんでした。シャフトのProject X(6.0)と相性がいいので、強い風に負けない弾道が出やすいです。
MP37以来久しぶりのミズノです。以後ナイキVRプロブレード、ホンマTW717Mと来て今回遅ればせながらのMP4です。殆どマッスルをメインに使って来ましたが、MP4はランクが一つ違うように思います。その打感、打音、弾道の美しさもさる事ながら、フェイスを極端に開閉して構えても球筋がイメージし易いです。これならフェイスをスクエアに構えることに神経質になる必要も無いですし、いろんな傾斜で構えがピタッと極まる。非常に実戦的なアイアンです。ナイキやホンマにはそこまでの感覚は有りませんでした。よく「MP4のトップラインの薄さ」云々と言われますが、フェイスの何処か一本の線で方向を決めるのでは無く、フェイス全体の向きで方向を取ることができる。そのデザインや削りの上手さに改めてミズノの底力を知りました。今回、やや重心が低めなのを考慮して厚く入り過ぎないプロジェクトX6.0で組みましたが、それも相まってか、飛距離も5?6yキャリーが伸びています。しばらくアイアンは替える気がしません。
7年ぶりのゴルフ再開。半年前に付き合いで行った久々のゴルフでぼろぼろになったことから、-20kgのダイエットを行いジムで身体を絞り、古いクラブををいざ買い替え・・・
というところでミズノ派の私にとって久々のミズノの店舗での試打。
MPはほしいと思っていたけど、キャビティモデルにしようと思ったところがMP-4,MP-5と試打してみてマッスルバックがほしくなってしまい、結局はMP-4に手を出すという暴挙。
■全体的な感想
スに対する許容範囲は今どきのキャビティに比べると格段に狭いですが、ミスが一発でわかるので、本気でゴルフ再開した私にとってはやる気にさせてくれる手強い奴です。
■デザイン
ザ・アイアン!これにつきます。
■飛距離
芯を食ったときはむしろ飛びます。シャフト進化のおかげ(RIFLE FCMからPROJECT Xに乗り換えたので)もかなりあると思いますが、全く飛距離は変わりません。
■打感
芯を食ったときの気持ちよさは、これ以上にありません。球が食いつく感じ、まるで効果音の様な気持ちい打球音。
■方向性
クラブの入り方によって素直に飛んでいきます。変に捕まることもなければ薄く入ることもない。
■弾道高さ
PROJECT Xと私のスイングとMP-4のマッチングもあるのかもしれませんが、ダウンブローでキッチリ球の中心から入っていくと、かなりの高弾道でかつスピン量が多い。といって吹き上がってしまう事も無い。
パンチショットすれば低弾道で一直線。D/G使いの方なら簡単に高低差もコントロール可能でしょう。
ダウンブローにフェースを入れることがちゃんとできる人ならば、多少のトップは拾ってくれるので、マッスルバックのイメージを変えてくれる、そんなクラブです。