マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ グレート ビッグバーサ ドライバー

2015/11/17 09:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトは、切り返しで中間部分がクイッとしなる。インパクトでは先端がスピーディーにしなり戻り、ボールを気持ちよく弾く

ノーマルポジションの場合、表示ロフトが9度に対してリアルロフトは10.5度。フェース角は±0度。ライ角は55.75度で、今どきのドライバーの中ではかなりフラットになっている。重心角は22.5度と、見た目ほどは大きくない。

フェースがもっとも開いたポジションにするとフェース角は-2度となり、リアルロフトは8.5度になる。対して、フェースがもっとも閉じたポジションにするとフェース角は+2.75度で、リアルロフトは13.5度まで増えてくる。シャフトの装着方向での調整機能に関しては、フェース向きを変えると、それに連動してリアルロフトも変わってくる。

今回試打したビッグバーサ専用の純正シャフト(BIG BERTHA)は、中間部分から先端にかけてしなる。Sフレックスでもトルクは5.5度と適度にあるので、タイミングが取りやすい。硬さの目安となる振動数はSフレックスで240cpm。これはアベレージ向けの純正シャフトとしては、平均的な硬さだ。

長さはメーカー値が45インチで、実測値が45.25インチ(※60度法計測)。クラブ重量は308.9gで、バランスはD1.5。45インチ換算すると310g前後。想定ユーザーは35~55歳くらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトBIG BERTHA(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)10.5
ライ角(度)55.75
フェース角(度)±0
長さ(インチ)45.25
振動数(cpm)240
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キャロウェイ
発売日:2015/10/16 参考価格: 77,760円