マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ RMX 116 アイアン

2015/12/01 09:00

クラブを計測してみると?

(写真右)4~7番アイアンはバックフェースに溝が施され、その余剰ウエイトをソールに配分して飛距離性能を追求。(写真左)8番アイアン以降の番手には溝がない

5番アイアンのロフト角が25度。以下、6番が28度、7番が31度、8番が35度、9番が40度、そしてPWが45度。アスリート向けとしては、ストロングロフト気味の設定になっている。ショートアイアンになると、ロフトピッチを5度に増やすことで番手間の飛距離の差を出しやすくしている。

7番アイアンで計測すると、長さは36.75インチ(60度法計測値)。1番手下がる(上がる)ごとに、0.5インチ短く(長く)なる。

試打クラブに装着されているシャフトは、日本シャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR 120のSフレックス。シャフト重量は120g台で、クラブ重量は428.1g。バランスはD2。N.S.PRO MODUS3 TOUR 120のSフレックスが装着されるクラブとしては、平均的なスペックだ。硬さの目安となる振動数は321cpm。ダイナミックゴールドのS200フレックスに比べるとやや軟らかめ。ライ角は61.5度。ヘッド素材・製法が軟鉄鍛造なので、ロフト角、ライ角はゴルフショップなどでも自在に調整できる。

クラブ測定データ

シャフトN.S.PRO MODUS3 TOUR 120(S)
ロフト(度)31
リアルロフト(度)31
ライ角(度)61.5
フェース角(度)
長さ(インチ)36.75
振動数(cpm)321
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ヤマハ
発売日:2015/10/23 参考価格: 116,640円