マーク金井の試打インプレッション

アルディラ ROGUE BLACK LIMITED EDITION

2016/05/03 09:00

シャフトの特性をズバリ

両端を持ってシャフトをしならせるとほとんどしならない、特に先端剛性の高さを感じる

アルディラと言えば、カーボンシャフトの老舗メーカーであると同時に、PGAツアーのウッドシャフト使用率で2年連続ナンバー1のメーカー。そのアルディラの最新モデルとなるのが、今回試打する『ROGUE BLACK LIMITED EDITION』。

カラーリングは手元側がブラックで近未来的なグラフィックが施され、中間から先端にかけては鮮やかなホワイトであしらわれている。

メーカー側の資料によると‥‥「航空宇宙用途にも用いられる超高弾性・78tのカーボンファイバーを使用して、インパクトで当たり負けない強靱な剛性感を持ちながら、かつスムーズなしなり感を持っている」とアピールしている。これにより、プレーヤーの思うままに弾道がコントロールできるとのこと。

シャフトの特性を表す剛性分布は開示されていないが、キックポイントはシャフト中央、いわゆる中調子。重量帯は60g台と70g台がラインアップされており、それぞれ硬さはSとXが用意されている。
2015年度シーズン、米国男子ツアーでは6勝の実績があり、あのジョーダン・スピースもこの『ROGUE BLACK LIMITED EDITION』をドライバーに装着している。長尺をアピールしているシャフトではないので、今回は45.5インチで試打クラブを組み上げた。(※長さは60度法測定)

シャフトの挙動≫
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