マーク金井の試打インプレッション

アルディラ ROGUE BLACK LIMITED EDITION

2016/05/03 09:00

シャフトを計測してみると?

センターフレックス値は4.55。60g台のSフレックスとしては、高めとなっている

60g台のSフレックスで振動数が268cpm。Sにしては振動数が高めでXに近い。センターフレックス値は4.55とSにしては高めの数値になっている。アフターマーケット用のSとしては硬めの仕上がりだ。

手元側から中間部分にかけてしなりのポイントがある中調子であるが、シャフトのたわみ量(しなり量)はかなり少ない。シャフトの両端を持って手で山なりに曲げてみると、ほとんど曲がらなかった。中間剛性も適度に硬い中調子で、先端側の剛性はかなり高い。

ねじれの目安となるトルクは3.6。ねじれが少ないのでフィーリングもシャープで、球筋を打ち分けやすく設計されている。素材の影響もあると思われるが、硬めでトルクも少なめ。ムチのようなしなり感はほとんどなく、しっかり叩けるタイプのシャフトである。今回は45.5インチで組み上げたが、長尺に仕上げるよりも、45~46インチぐらいで組み上げた方がバランスが良さそうである。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):ROGUE BLACK LIMITED EDITION(TS)
長さ45.5インチ/重さ311.2g/バランスD2/振動数268cpm/センターフレックス値4.55
(※ヘッド:テーラーメイド グローレF ドライバー)

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