マーク金井の試打インプレッション

プロギア RED ドライバー

2016/12/06 08:15

構えてみると?

ヘッドは丸型で奥行き方向にストレッチされた形状。クラウン上部に筋が入っている「Wクラウン」構造だが、構えると視覚的にあまり気にならない

軽さと長尺の組み合わせで飛距離アップを狙うプロギアのREDシリーズ。その最新モデルとなるのが、今回試打するRED ドライバーだ。REDは同社の中ではシニア向けブランドで、今回は約2年振りのモデルチェンジとなる。

ヘッドのカラーリングはガラッと変わって、クラウンもソールもブラックが基調となっており、ソールの一部に差し色でレッドとゴールドが入っている。前作が高級感を全面的に打ち出していたのに対し、今回はシャープで力強さをアピールしている。そして、ソールとシャフトには「→」のグラフィックが入る。

フェースの厚みは約56ミリと前作と同じで、RSシリーズ同様「Wクラウン」を採用。クラウンのフェース側は傾斜しており、これによりフェースの反発を高めているという。

ヘッド体積は460cc。丸型で奥行き方向にストレッチされた形状。見た目の安心感に加え、重心を深くしたい意図がうかがえる。長さは46.5インチと長尺仕様(60度法計測)。総重量は270gと、これまでよりもさらに軽量化がなされ、軽さと長さでヘッドスピードのアップを狙える設計だ。

REDシリーズは飛距離にこだわるシニアゴルファーを強く意識したドライバーだが、どんな弾道でさらなる飛びを狙っているのか?じっくりと試打して探ってみたいと思う。

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プロギア
ルールぎりぎりの反発力
発売日:2016/09/16 参考価格: 102,600円