マーク金井の試打インプレッション

プロギア RED ドライバー

2016/12/06 08:15

クラブを計測してみると?

純正シャフトはゆったり切り返した方がタイミングも取りやすく、ヘッドの加速感も味わえる

表示ロフト角10.5度でリアルロフト角が11.25度。フェース角が+1度。ライ角は60.75度で重心角は30度。特筆すべきは重心角の大きさで、30度というのは市販ドライバーの中でも非常に大きく、つかまりの良さを強く意識した設計がなされている。

シャフトについては、標準装着の新スピードインパクトシャフトM-40(SR相当)は手元が少ししなり、中間から先端が大きくしなるタイプ。典型的な粘り系シャフトで、ムチのような挙動が手に伝わる。

長さは、メーカー値が46インチで、実測値が46.5インチ(※60度法計測)。振動数は225cpm。「M-40」(※フレックスSR相当)はヘッドスピードが40m/以下の人や、パワーがある女性でも扱える仕上がりだ。トルクは8.3(※メーカー公表値)と非常に大きく、実際スイング中のねじれ感は大きめである。

クラブ重量は純正「M-40」で270グラム、バランスはD0。長さ46.5インチでこのバランスを考えると、ヘッドはかなり軽そうだ。45インチ換算すると285g前後。60歳以上のシニアで、体力が平均的もしくは平均以下のゴルファーや、パワーがある女性にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフト新スピードインパクトシャフトM40(SR相当)
ロフト(度)10.5
リアルロフト(度)11.25
ライ角(度)60.75
フェース角(度)+1
長さ(インチ)46.5
振動数(cpm)225
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プロギア
ルールぎりぎりの反発力
発売日:2016/09/16 参考価格: 102,600円