マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ ゼクシオ フォージド アイアン

2016/12/13 08:30

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。軟鉄鍛造なのにヘッドが大きく安心感がある。

ダンロップのアマチュア向けメインブランドであるゼクシオ。そのゼクシオの兄弟モデルとなるのが、今回試打するゼクシオ フォージド アイアンだ。

ヘッドは大ぶりでバックフェースはキャビティ構造と、見るからに“やさしさ”をアピールしているが、ゼクシオとはヘッド素材とデザインが異なる。素材はプロ、上級者が好む軟鉄鍛造。飛びとやさしさだけでなく、打感の良さや方向性を求めるゴルファーを意識して設計されている。

ヘッドが大きいだけでなく、ソールも幅広だ。スリクソンと同じくソール面は凸型にデザインされているので、実際地面に触れるのはソール全体の6割ほど。ゼクシオに比べるとバウンス角が大きめだ。メーカー資料によると、「ややダウンブロー軌道」でスイングする人と相性良く仕上げているそうだ。

ネックはほんの少しだけグース感があって、つかまりが良さそうな顔つき。フェース形状はトップラインの中央からトウ側にかけて丸み感がある。ゼクシオのヘッド形状を踏襲しながらもシャープ感を上手く演出している。

ゼクシオと同じく大型ヘッドでキャビティ構造のアイアンでありながらも、軟鉄鍛造とすることで、中上級者が求める素材や打感にこだわって作られたゼクシオフォージドアイアン。

どんな弾道が打ちやすいのか、そして打感のやわらかさはどんなものか、じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ダンロップ
フォージドながら高反発フェースで飛ぶ
発売日:2016/12/10 参考価格: 123,120円