テーラーメイド M2 ドライバー
2017/02/14 08:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと、ロフト角9.5度表示でリアルロフト角が10.25度。フェース角が-1.5度。M1に比べるとM2の方がオープンフェースの度合いは少ない。
ライ角が54.5度と非常にフラットで、重心角は20.5度とやや小さめ。M1が18.5度なので、数値的にもM2の方が少しつかまりが良くなっている。ノーマルポジションだとオープンフェースなので、スライサーよりもフッカーが構えやすいスペックだ。
ロフト角が一番大きい状態に調整すると、フェース角は+0.5度でリアルロフト角は12.5度まで増える。対して、ロフト角が一番小さいポジションに調整すると、フェース角は-4.5度でリアルロフト角は8度となる。これまでのモデルと同様に、ロフト角を増やすとフックフェースになり、ロフト角を減らすとオープンフェースの度合いが強くなる。
純正シャフト(TM1-217)のSフレックスの振動数は238cpm。アスリート向けにしては軟らかめの設定で、中間から先端側のしなりがやや大きいタイプ。ダウンからインパクトにかけては先端がやや多めにしなる。長さはメーカー値、実測値ともに45.75インチ(※60度法計測)。クラブ重量は297.9gで、バランスがD1.5。30~50歳くらいの男性で、体力が平均的なゴルファーと相性が良いスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | TM1-217(S) |
ロフト(度) | 9.5 |
リアルロフト(度) | 10.25 |
ライ角(度) | 54.5 |
フェース角(度) | -1.5 |
長さ(インチ) | 45.75 |
振動数(cpm) | 238 |