マーク金井の試打インプレッション

ピン i200 アイアン

2017/02/28 08:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。i ブレードより一回り大きいヘッドは、操作性がありながらミスヒットに対する強さを感じさせる。

女子プロゴルファーやアスリート指向のアマチュアゴルファー向けとして位置付けられているiシリーズの最新作となるのが、今回試打するi200 アイアン

ヘッドサイズはピンでもっとも小さい『iブレード アイアン』よりは少し大きいが、同社のGシリーズに比べると小ぶりでシャープだ。

ホーゼル(ネック)は長め、トップブレードが薄めでプロやアスリート好みにデザインされている。メーカーのキャッチコピーは「本気の方へ」。飛びややさしさよりも、アイアンらしいアイアンであることを強くアピールしている。

ヘッド素材はソフトな431ステンレススチール。iブレードと同様にステンレス鋳造でありながらも、打感の良さにこだわっており、フェース後方に大型のエラストマーCTP(樹脂)を埋め込むことで“ソフトで心地良い打感”を生み出している。ヘッドは疎水性の高いパールクロム仕上げで、キラキラと光が反射せず構えやすい。

また、ショートアイアン(8番~UW)は、フェースの溝がプレスではなく高精度の削り出し溝を採用。これによりスピン性能が向上しているそうだ。

アスリートモデルでありながらも、キャビティ構造で適度なやさしさを感じさせてくれるi200。どんな性能なのか、どんなゴルファーと相性が良いのか、じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
1 2 3 4 5
ピン
広いスイートスポットと柔らかな打感
発売日:2017/03/03 参考価格: 116,640円