マーク金井の試打インプレッション

タイトリスト 718 T-MB アイアン

2017/05/02 08:00

クラブを計測してみると?

試打シャフトはダイナミックゴールドAMT。S200フレックスで振動数は334cpm。オプションでシャフトが選べる

7番アイアンのクラブ重量は432gで、バランスはD2。硬さの目安となる振動数は334cpm。ロフトは33度で、長さは37インチ(60度法計測)。

5番アイアンのロフト角が26度。以下、6番が29度、7番が33度、8番が37度、9番が41度、そしてPWが46度。プロ、アスリート向けアイアンとしては平均的なロフト設定だ。ロフトピッチが3~4~5度とフローしているので、番手間の飛距離差を出しやすく設計されている。5番からPWまで、番手間飛距離差が約12~15ヤードぐらいだ。

バウンス角は5番が2度、6番が3度、7番が4度、8番が5度、9番が6度、PWが7度となっている。バウンス角はそれほど大きくないが、ソールがフラット形状なので、地面に跳ねやすくダフりのミスに強くなっている。

7番アイアンを計測すると、長さは37インチ。1番手下がる(上がる)ごとに、0.5インチ短く(長く)なる。ライ角は7番で63度とややアップライト。ヘッド素材はステンレス鋳造とタングステンのコンポジット構造。ステンレス鋳造ボディなのでロフト角、ライ角を調整するのは難しそうだ。

クラブ測定データ

シャフトダイナミックゴールドAMT(S200)
ロフト(度)33
リアルロフト(度)33
ライ角(度)63
フェース角(度)-
長さ(インチ)37
振動数(cpm)334
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高性能な中空マッスルバック
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