マーク金井の試打インプレッション

グローブライド オノフ フォージド アイアン KURO

2017/06/13 05:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。厚いトップブレードはミスショットしても当たり負けしないイメージ

グローブライドのメインブランド『オノフ』のクラブには、対象ユーザーのタイプ別に“AKA”と“KURO” の2つのモデルがラインアップされている。今回試打するのは、アスリート向けの『オノフ フォージド アイアン KURO』。

ドライバーやフェアウェイウッドと同じく、同社契約の片山プロとのコラボレーションモデルで、「クラブ別、番手別最適設計のやさしいモデル」をコンセプトに作られ、なおかつ片山プロのこだわりを具現化している。アイアンは、ばらつきのない飛距離性能と方向性を追求し、正確性と操作性にこだわって設計されているそうだ。

ヘッドの素材はネーミング通りの軟鉄鍛造。ダブルニッケルメッキを採用することで柔らかい打感を追求し、かつ打点部を肉厚にすることで分厚い打感を実現している。

ヘッドはやや小ぶりだが、バックフェースをキャビティ構造にすることでミスへの許容範囲を広げている。特徴的なのは厚みがあってストレートなトップブレードで、アドレス時に存在感が大きい。

ソールはフラットでバウンス角はそれほど大きくない。リーディングエッジ側の削りしろを大きく取ることで、ソールの抜けが良くなっている。ネックはストレートネックだ。

フェース面も凝っており、スコアライン以外の部分には細かな処理を施すことで、スピンのばらつきを抑えているとメーカーはアピールしている。

オノフ フォージド アイアン KURO』はまさに上級者向けのモデル。どんな弾道が打ちやすいのか?どんなゴルファーと相性が良いのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?≫
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グローブライド
発売日:2017/03/03 参考価格: 97,200円