キャスコ パワートルネード ユーティリティ ウェッジ
2017/06/27 05:00
クラブを計測してみると?
ロフト角は21度表示で、リアルロフト角は21.75度。フェース角は±0度でスクエアフェース。ライ角は58.25度と平均的なスペック。重心角は20度と、ユーティリティとしてはつかまりがいい数値である。
フェース角はスクエアだが、グースネック気味になっていることもあり、つかまりが良くドロー弾道が打ちやすく仕上がっている。
標準装着シャフトの「STABIL SHAFT」は、重量が約52gでトルクが3.2(※Sフレックス、メーカー公表値)。実際にスイングするとシャフトのねじれが少なく、スチールシャフトに近いフィーリングを味わえる。
振動数は255cpmと、メーカー純正シャフトのSとしては軟らかめの数値だが、先端側が硬くてねじれないので、数値以上にしっかりしている。
クラブの長さはメーカー値、実測値ともに40.25インチ(※60度法計測)。クラブ重量は実測331.6gでバランスがD0.5。ドライバーの重量が280~295gぐらいの人にちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | STABIL SHAFT(S) |
ロフト(度) | 21 |
リアルロフト(度) | 21.75 |
ライ角(度) | 58.25 |
フェース角(度) | ±0 |
長さ(インチ) | 40.25 |
振動数(cpm) | 255 |