マーク金井の試打インプレッション

想像を超える飛距離性能 「プロギア egg アイアン PF」

2017/10/31 05:00

クラブを計測してみると?

純正カーボンの「M-43(S)」の硬さの目安となる振動数は256cpmと、Sとしてはかなり軟らかい

7番アイアンのクラブ重量は実測343.9gで、バランスはD0.5。プロギアオリジナル、純正カーボンシャフトの「M-43」(S相当)の硬さの目安となる振動数は256cpm。Sフレックスとしてはかなり軟らかい。ロフト角は26度で、長さは38.25インチ(※60度法計測)。

4番アイアンのロフト角が20度で5番が22度、6番が24度。以下、7番が26度、8番が29度、9番が33度、PWが38度、AWが43度、ASが49度、SWが56度となっている。超ストロングロフト設計なので、AWとSWの間にASという番手を入れることで、ウェッジのロフトピッチが広がりすぎない配慮がされている。ただし、ロフトピッチが均等ではないので、ミドルアイアンとショートアイアンとでは、番手間の飛距離差がやや異なるだろう。

ライ角は62度と平均的。軟鉄鍛造ヘッドであるが、ネック長が短く、ライ角、ロフト角の調整は難しい。

クラブ測定データ

シャフトM-43(S)
ロフト(度)26
リアルロフト(度)26
ライ角(度)62
フェース角(度)
長さ(インチ)38.25
振動数(cpm)256
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