マーク金井の試打インプレッション

スイングの乱れをカバー「グラファイトデザイン ツアーAD IZ」

2017/12/05 05:00

このシャフトにお勧めのヘッド 自分に合ったスペックは?

センターフレックス値は4.26とやや高め。数値的には硬さを感じるが、実際にスイングすると数値ほどの硬さは手に伝わらない

スイング時のシャフトのしなり(たわみ)量が少なめなので、ゴルファーによってはシャフトが硬く感じる場合がある。しなり感を求める人は、普段よりも1ランク軟らかめを選んだ方が、フィーリングを合わせやすくなるだろう。

スイング中の挙動が安定しているシャフトだが、操作性はそれほど高くない。直進性にすぐれているので、重心距離が短めよりも重心距離が長めのヘッドの方が、相性が良さそうである。

ピンのG400シリーズ、テーラーメイドのM1、M2シリーズ、キャロウェイのGBBエピックサブゼロ、ブリヂストンのツアーB JGRなどに組み合わせると、ヘッドの特徴をうまく引き出してくれそうだ。

(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード46.0m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトツアーAD IZ-6(S)
ロフト(度)9.5
長さ(インチ)45.25
飛距離(ヤード)272.9
初速(m/s)67.1
打ち出し角(度)12.9
スピン量(rpm)2501
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グラファイトデザイン
伝統の粘り系にさらなる強弾道を ~2018年モデル~
発売日:2017/09/15 参考価格: 43,200円