まるで小ぶりなドライバー「キャロウェイ ローグ スター フェアウェイウッド」
2018/05/22 05:00
構えてみると?
今季のキャロウェイの主力ブランドであるローグシリーズ。今回試打するのは「ローグ スター フェアウェイウッド」だ。試打クラブは3Wで、ヘッド体積は180㏄。3Wとしては投影面積が大きく、同社の「GBB エピック スター フェアウェイウッド」と比較しても、ひと回りほど大きい。構えただけでスイートエリアの広がりを感じ、直進性が高い弾道をイメージしやすい。
クラウン部分はドライバーと同じくカーボン素材、ボディ部分は17-4ステンレススチール、フェース面にはカーペンタースチールが採用された。
全体的にはオーソドックスな丸型であるが、フェアウェイウッドにしてはフェースプログレッションが小さめ。シャフトとフェース面の距離が近いので、シャープな印象を与える。
一番の特徴がヘッド内部の構造。ドライバーと同じくフェアウェイウッドにもジェイルブレイクが搭載された。ヘッド内部に2本の柱を埋め込むことでヘッドの剛性を高め、フェースの反発性能を向上させている。加えてソールのフェース側にウエイトを配することで、重心を浅く、低くする設計がされている。
キャロウェイ独自のテクノロジーであるジェイルブレイク。フェアウェイウッドとしてはこの「ローグ スター」が初搭載となるわけだが、どんな弾道が出やすいのか?飛距離性能はどうなのか?ミスに対する強さは?じっくりとテストしてみたい。