マーク金井の試打インプレッション

飛びとやさしさの要素が満載「キャロウェイ ローグスター アイアン」

2018/07/03 05:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状

キャロウェイの主力ブランドであるローグシリーズ。アイアンは2種類がラインアップされており、今回試打するのは飛距離重視タイプの「ローグ スター アイアン」だ。

ヘッドはラージサイズでグースネック。トップラインは分厚く、ソール幅も広い。大きなヘッドはミスヒットに対する安心感をもたらし、グースネックはつかまりの良さをアピールしている。加えて慣性モーメントの増大と、重心を深くしたい意図が伝わってくる。

バックフェースは凹みが少なめで「GBB エピック スター アイアン」と同様、2本のブリッジが入る。ソールのトウ側にはタングステンウェイトが配され、低重心化を狙っている(#5~8)。アドレスするとバウンス角がやや強めに設定されていることが分かる。払って打つよりも、ダウンブローに打ちたくなるアイアンだ。

カップフェース構造でフェースの弾き感を高め、バックフェースに衝撃吸収材のウレタン・マイクロスフィア・テクノロジーを配置することで、ソフトな打感を実現しているそうだ。

飛びとやさしさの要素が満載で作られた「ローグ スター アイアン」だが、どんなゴルファーを意識して設計されたのか?どんな弾道が出やすいのか?じっくりテストしてみたい。

打ってみると?≫
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キャロウェイ
新素材の緩衝材を使った飛び系アイアン
発売日:2018/04 参考価格: 129,600円