マーク金井の試打インプレッション

飛びとやさしさの要素が満載「キャロウェイ ローグスター アイアン」

2018/07/03 05:00

クラブを計測してみると?

軽量スチールシャフト「N.S.PRO Zelos7」のSフレックスの振動数は270cpm

7番アイアンのクラブ重量は383.5グラムで、長さは37.5インチ。一般的なアイアンに比べると、0.5インチほど長く、1番手下がる(上がる)ごとに、0.5インチ短く(長く)なる。ライ角は62.5度。ライ角はメーカーの別注対応で、±2度の調整が可能だ。

試打したシャフトは軽量スチールの「N.S.PRO Zelos 7」で、シャフト重量は77.5グラム。トルクは2.6でバランスはD0.5。硬さの目安となる振動数は270cpmと、Sにしてはかなり軟らかめの設定である。メーカー表記では先調子になっているが、手元側にもしなりを感じるシャフトだ。

5番アイアンのロフト角が21度。以下、6番が24度、7番が27度、8番が31.5度、9番が36度、PWが41度。飛び系アイアンだけあって、かなりのストロングロフト設定であるが、重心が深くて低いので意外とボールは上がりやすい。ロフトピッチが3~4.5~5度とフローしているので、短い番手になるほど飛距離差が出やすく設計されている。

クラブ測定データ

シャフトN.S.PRO Zelos 7(S)
ロフト(度)27
リアルロフト(度)27
ライ角(度)62.5
フェース角(度)-
長さ(インチ)37.5
振動数(cpm)270
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キャロウェイ
新素材の緩衝材を使った飛び系アイアン
発売日:2018/04 参考価格: 129,600円