マーク金井の試打インプレッション

低ミート率でも安心のお助けクラブ「コブラ キング F8 ドライバー」

2018/08/07 05:00

クラブを計測してみると?

「Cobra Speeder」挙動が落ち着いているのでタイミングが取りやすい

ロフト角9.5度の設定で、リアルロフト角は10.5度。フェース角は-2度。ライ角は58.75度で、重心角は29度と非常に大きく、これがつかまりの良さにつながっているのだろう。

ロフト角を最大の12度に設定すると、リアルロフト角は12.5度、フェース角は+0.5度、ロフト角を最小の9度に調整すると、リアルロフト角は10.25度、フェース角は-2.25度となった。ロフト角を大きくすると、フェースが左を向く度合いが強くなり、ロフト角を小さくすると、右を向く度合が強くなる。

標準装着シャフトであるフジクラの「Cobra Speeder」の長さはメーカー公表値、実測値ともに45.25インチ(60度法計測)。Sフレックスの振動数は245cpm。日本仕様ということもあり、純正Sシャフトとしては平均的な硬さである。クラブ重量は302.4グラムで、バランスはD0。

ヘッド単体の重量は195.8グラムで、スリーブを装着すると202グラム前後。市販ドライバーの中では、ヘッド重量は重めだ。重心距離は約41.5ミリで、重心深度は約43.5ミリとなっている。

35~55歳くらいの男性で、体力が平均的もしくはそれ以上のゴルファー、重いヘッドを振り切れる人に適したドライバーだ。

クラブ測定データ

シャフトCobra Speeder(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)10.5
ライ角(度)58.75
フェース角(度)-2
長さ(インチ)45.25
振動数(cpm)245
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コブラ
発売日:2018/06 参考価格: 55,080円