力強いしなり戻りで飛距離アップ「UST マミヤ The ATTAS」
2018/08/14 05:00
シャフトの特性をズバリ
UST マミヤ ATTASシリーズの最新作として登場したのが、今回試打する「The ATTAS」。シリーズ10番目のシャフトとなることから、ネーミングは「アッタス・テン」かと思っていたが、見事に予想が外れた。
シャフトのカラーリングは、シリーズとしては初めてのブラック塗装。中間から手元側にはカラフルなグラフィックがあしらわれ、これまでのモデルとは異なったデザインに仕上がっている。
メーカーのコピーには「今までにない振り心地→粘走り(ねばしり)」とある。切り返しではやや粘り、ダウンスイングからインパクトにかけてはしっかり走って、今までにない振り心地を実現しているとのこと。
「The ATTAS」の剛性分布図によると、手元の剛性が高く、そこから先端にかけてなだらかに剛性が下がる。シリーズ6代目の「ATTAS ロックスター」に近いしなり感だが、先端は「ロックスター」よりもさらに軟らかく設計されている。
ちなみに前作(9代目)の「ATTAS CoooL」に比べると、「The ATTAS」は中間部分の剛性が高めで、シャフトの挙動は大きく異なる設計になっている。
今回は50グラム台のSシャフトを試打するので、長さは45.5インチで試打クラブを組み上げた(60度法計測)。