マーク金井の試打インプレッション

弾きが良いのに手応えはソフト「テーラーメイド M グローレ アイアン」

2018/10/30 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトは、手元がしっかりしており、中間から先端側がしなる

番手構成は6番からPWの5本セット。別売りで5番アイアンと、47度のAW、53度のSWがラインアップされている。6番アイアンのロフト角が24度、7番が27度、8番が31.5度、9番が36度、PWが41度。ロフト角に関しては完全なストロングロフト設計となっている。

ロフトピッチは3度、4.5度、5度と下の番手になるほど広がる傾向があり、飛距離差も下の番手になるほど広がるような設計がなされている。

7番アイアンを計測すると、長さは37.5インチと一般的なアイアンよりも0.5インチほど長い。そして1番手下がる(上がる)ごとに、0.5インチ短く(長く)なる。(9番とPWの差は0.25インチ)

「スピーダー エボリューション TM」は、7番でシャフト重量が約49グラムと非常に軽い。スチールの標準装着シャフトは、日本シャフトの「NSプロ 820GH」。こちらもSで重量が85グラムと、スチールとしては軽い。

純正カーボンシャフト装着の試打クラブの総重量は363.1グラムでバランスはD0。ライ角は62度と平均的。ヘッドはステンレス鋳造で、ゴルフショップなどではライ角を調整することはできない。

クラブ測定データ

シャフトスピーダー エボリューション TM(SR)
ロフト(度)27
リアルロフト(度)27
ライ角(度)62
フェース角(度)-
長さ(インチ)37.5
振動数(cpm)299
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テーラーメイド
発売日:2018/10/26 参考価格: 124,200円