マーク金井の試打インプレッション

マイルドな挙動でタイミングが取りやすい「グラファイトデザイン ツアーAD VR」

2018/11/06 05:00

シャフトの特性をズバリ

「グラファイトデザイン ツアーAD VR」をマーク金井が徹底検証

国内外のツアープロ達の間で使用率が高いグラファイトデザイン。その最新モデルとなるのが、今回試打する「グラファイトデザイン ツアーAD VR」シリーズ。VRとは「Vanquish all Rivals」で、全てのライバルに打ち勝つという意味とのこと。

VRシリーズはベース色が鮮やかなブルー。前作IZシリーズと同じく、マットな艶消し仕上げが採用されている。また、手元にホワイトの横縞がデザインされているので、ひと目でグラファイトデザインのシャフトであることが分かり、ロゴやフレックスの表記が大きめに入っている。

「強いしなり戻りと、インパクトに向かう加速感」をキャッチコピーに、シャフトの手元側の剛性を上げることで強い切り返しにも負けず、シャープに振り切ることができるとメーカーはアピールしている。

また、先端側は極度に剛性を落とさずに走り過ぎを抑制することで、強いインパクトと癖の無いしなりを実現。手元と先端の程よい剛性バランスで、一体感のある振り抜きを生みだしているそうだ。

今回は50グラム台のS、45.5インチの長さで試打クラブを組み上げた。(※60度法計測)

シャフトの挙動≫
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グラファイトデザイン
強いしなり戻りと、インパクトに向かう加速感
発売日:2018/09/13 オープンプライス