しっかりたたけてねじれない「本間ゴルフ TW747 455 ドライバー」
2018/12/04 05:00
構えてみると?
本間ゴルフのアスリート向けブランドであるツアーワールドシリーズ。今回試打するのは、モデルチェンジで4代目となったTW747シリーズの「455 ドライバー」だ。数字が示す通り、ヘッドの体積は455ccとなっている。
兄弟モデルの「TW747 460」よりもヘッドサイズがわずかに小さいだけであるが、形状は体積以上に異なる。フェースは面長で、やや洋なし形状。トウ側にボリュームがあるので、フッカー好みの顔つきだ。
モデルチェンジによって変わったのがクラウンの素材。チタンよりも比重が軽い肉薄カーボンを採用することで、低重心化が図られている。
フェースの厚みは約56ミリとそれほど分厚くない。「TW747 460」に比べると、ヘッド後方はそれほど低くなく、シャローバックの度合いも控えめだ。フェースの向きは明らかにオープンで、アドレスするとつかまりを抑えた感じに見える。
ソールに目を転じると、トウ寄りに重量調整ネジが埋め込まれている。ヘッド形状に加え、ネジの位置からもつかまり過ぎを抑制する配慮がなされたデザインだ。
今回のモデルチェンジの目玉となるのが弾道調整機能だ。シャフトを回転させることなく、ロフト角、ライ角、フェース向きを調整できるようになっている。シャフトを回転させないので、シャフトの挙動が変わらないようになっている。
調整機能が新たに備わった「TW747 455 ドライバー」。兄弟モデルの「460」と体積はわずかにしか違わないが、ヘッド形状、重量調整の仕方は大きく異なる。どんな弾道が出やすいのか?飛距離性能はどうなのか?じっくりテストしてみたい。