マイルドな打感と高反発へのこだわり「ミズノプロ 719 アイアン」
2018/12/18 05:00
構えてみると?
ヘッド素材にこだわって製品作りがなされてきた、ミズノプロシリーズ。その最新モデルで、ヘッドがやや大きめにデザインされているのが、今回試打する「ミズノプロ 719 アイアン」だ。
設計のコンセプトは「ミズノ軟鉄鍛造アイアン史上最高反発」。軟鉄鍛造でありながらフェースの反発を高めたことをアピールしており、ヘッド形状はやや大ぶりだ。
4番から7番までのバックフェースをポケットキャビティにすることで、フェース(打球面)が肉薄化され、反発を高めている。対して8番からPWまでは通常のキャビティで、フェースも肉薄構造にはなっていない。
ヘッド素材は軟鉄鍛造で、打感が向上してソフトになると言われる銅下メッキが採用されている。やや大きめのヘッドに合わせてソール幅もやや広め。ソールは丸みが強く、地面に接地する部分が少なく、抜けを重視した形状である。
ネックはストレートで、つかまりよりも左のミスが出にくいイメージの顔つきだ。掘削した余剰ウエイトをトウ側に多く配分することにより、重心位置をセンター付近に配置。トウ側の打点でも当たり負けすることなく、安定した弾道を生み出せる設計がされているとのこと。
ロフト角の設定は7番アイアンで32度。飛距離重視ではなく、番手間の飛距離差を作りやすいロフトピッチが採用されている。
打感とフェースの反発にこだわったという「ミズノプロ 719 アイアン」。ミズノがこだわる打感とはどんなものなのか?フェースの反発の高さはどうなのか?、じっくりとテストしてみたい。