マーク金井の試打インプレッション

つかまり良く高弾道が打ちやすい「ピン G410 SFT ドライバー」

2019/04/02 05:00

構えてみると?

ヘッド体積は455㏄と前作より10ccサイズアップしたが、見た目はほとんど変わらない

ピンの主力ブランド「Gシリーズ」の2019年モデルとなるのが「G410」。今回試打するのは、つかまりを重視した設計の「G410 SFT ドライバー」だ。

ヘッド体積は455㏄。前作「G400 SFテック ドライバー」よりも10ccサイズアップされているが、見た感じの大きさはほとんど変わらない。

クラウンのフェース側には、フィンのような突起「タービュレーター」が6つ搭載されており、前作よりも立体的になっている。クラウン後方のリブも形状と太さが変わり、よりシャープな印象をゴルファーに与えている。

ソール側に目を転じると、バックフェースのヒール側にウェイトが配置されており、重心位置をヒール側に、かつ重心アングルを大きくしたい意図がうかがえる。

フェース形状は面長でややディープ。フェース厚は約55ミリと、前作に比べて約1ミリ程度薄い。バックフェースは非常に低いシャローバックで、重心を深く、低くしたいということだろう。

シャフトとヘッドは脱着式になっているが、シャフト先端に装着されるスリーブの形状が変わり、これまでのピンのスリーブが装着されたシャフトは使用不可となった。しかしこれまでより調整可能な幅が広がり、ロフト角は最大で±1.5度、ライ角はスタンダートとフラットのどちらかにできる。

兄弟モデルの「G410 PLUS」はバックフェース側のウェイトが移動可能だが、「G410 SFT」はウェイトが固定式になっている。今回のモデルチェンジでどのような進化を遂げたのか?つかまり具合はどうなのか?じっくりとテストしてみたい。

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ピン
発売日:2019/03/21 参考価格: 74,520円