マーク金井の試打インプレッション

つかまり良く高弾道が打ちやすい「ピン G410 SFT ドライバー」

2019/04/02 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトは先端部分が大きめに動くので、つかまりが良く高弾道が打ちやすい

スタンダードポジションだと表示ロフト角が10.5度で、リアルロフト角が11.75度。フェース角が-2度。ライ角は61.25度と非常にアップライト。

つかまりに影響が出る重心角は28度で、一般的な大型ドライバーの中では大きめだ。重心距離が長い割につかまりが良いのは、おそらく重心深度の数値が大きいからだろう。

ロフト角が小さくなるよう調整すると、リアルロフト角は9.75度、フェース角は-5.5度となる。逆に、ロフト角が大きくなるように調整すると、リアルロフト角は14.5度、フェース角が+0.5度となった。

シャフトの長さはメーカー値、実測値ともに45.75インチ(60度法計測)。「ALTA J CB RED」のSフレックスの振動数は253cpm。純正のSとしてはやや硬めだ。

クラブ重量は300グラムでバランスはD0。「G410 PLUS」よりも少しヘッドが軽そうだ。45インチに換算すると308グラム前後。25~55歳以上の男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトALTA J CB RED(S)
ロフト(度)10.5
リアルロフト(度)11.75
ライ角(度)61.25
フェース角(度)-2
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)253
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ピン
発売日:2019/03/21 参考価格: 74,520円