マーク金井の試打インプレッション

ふわっと浮いた高弾道が打ちやすい「ピン G410 フェアウェイウッド」

2019/05/21 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトのSフレックスは切り返しで中間部分がしなり、ダウンスイングではしなった分だけしなり戻る

スタンダードポジションでは、表示ロフト角が14.5度でリアルロフト角は15度と0.5度大きい。フェース角が-0.25度。アドレスするとフェースは目標を向き、前作よりもスクエア感が増している。

ライ角は56度と3Wとしてはフラットな数値で、調整すると54.25度まで小さくなる。重心角は24度で、FWとしてはかなり大きい。重心角が大きいがつかまり過ぎないのは、重心距離が長めだからかも知れない。

「ALTA J CB RED」のSフレックスの振動数は265cpm。純正Sシャフトとしては、数値的にもやや硬めの部類である。

長さはメーカー値、実測値ともに43インチ(※60度法計測)。クラブ重量は314.1グラムで、バランスがD1。35~55歳くらいの男性で、体力が平均的なゴルファーと相性が良いスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトALTA J CB RED(S)
ロフト(度)14.5
リアルロフト(度)15
ライ角(度)56
フェース角(度)-0.25
長さ(インチ)43
振動数(cpm)265
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ピン
発売日:2019/03/21 参考価格: 58,320円