空気抵抗を減らしヘッドスピードを上げる「USTマミヤ ハドラススマッシュ」

シャフトを計測してみると？

50グラム台のSフレックスのシャフト重量は52グラム（メーカー値）。振動数は251cpmでアフターマーケット用のSとしては平均的な数値。

先中調子だが、センターフレックス値は4.13とやや高め。ガラスコーティングの影響かも知れないが、実際にスイングするとシャフト全体に張りがあるので、数値よりも少し硬く感じるシャフトだ。

しなりのポイントがシャフトの先端側にある先中調子で、中間から先端側がやや大きめにしなる。ねじれの目安となるトルクは5.3と、数値通りトルク感は適度にあって、なおかつスイング中のねじれの度合いも適度に感じる。先端側の挙動が大きめで、なおかつトルクも適度にあるので、操作性に関してはそれほど高くはない。

【シャフト計測データ】
シャフト（フレックス）：ハドラススマッシュ5（S）
長さ45.5インチ（60度法計測値）／重さ304.0グラム／バランスD3／振動数251cpm／センターフレックス値4.13
（※ヘッド：テーラーメイド M3 460 ドライバー）