マーク金井の試打インプレッション

オートマチックに直進性の高い弾道「グローブライド オノフ ドライバー 黒」

2019/09/24 05:00

クラブを計測してみると?

典型的な粘り系。インパクトゾーンでシャフトが鋭くしなり戻る、剛性感の高いシャフト

表示ロフト角が10.5度に対して、リアルロフト角も同じく10.5度。フェース角は±0度でスクエア。実際に打っても、ロフト角なりにやや高めの弾道が打ちやすい。

ライ角は59.5度とややアップライト。つかまりに影響を与える重心角は24.5度と、平均をやや上回っている。ヘッドの返りやすさはニュートラルで、スライサーへのお助け要素はない。

純正シャフト「ラボスペックシャフト SHINARI 50K」の硬さSは重量が57g。トルクは4.2(数値はいずれもメーカー値)。スイングしてみると、捻れが少なめで剛性感が高く、振動数は247cpm。純正シャフトのSとしては平均的な硬さに仕上がっている。

長さはメーカー値、実測値とも45.75インチ(60度法計測)。クラブ重量は304.8gでバランスはD3。45インチ換算すると312g前後。30~50歳ぐらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトラボスペックシャフト SHINARI 50K(硬さS)
ロフト(度)10.5
リアルロフト(度)10.5
ライ角(度)59.5
フェース角(度)±0
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)247
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