マーク金井の試打インプレッション

シリーズ史上最高の高弾道で飛ばす「UST マミヤ ATTAS JACK」

2019/10/29 05:00

構えてみると?

しならせてみると、キックポイントは中央からやや先端寄りの中調子

USTマミヤの主力ブランドであるATTASシリーズ。毎年モデルチェンジを行なっており、どのモデルにもユニークなニックネームが付けられるが、その11作目となるのが「ATTAS JACK(ジャック)」だ。

手元から中央はオレンジとブラック、先端にかけては鮮やかなホワイトというカラーリングで、中間部分には「ATTAS JACK」のロゴが大きく入る。

「ATTAS JACK」の最大の特徴は、USTマミヤ独自のデュアル・トルク・システム。中間部のねじれ剛性を高く、手元と先端のねじれ剛性を意図的に抑えることで、トップからの切り返しでのタメを作りやすい。インパクトゾーンでは、従来モデルになかったヘッドが上を向く挙動を生み出すことに成功している。

加えて、東レの新素材である最先端カーボン繊維「トレカM40X」をシャフト先端に採用。高い強度と弾性率を両立した新素材が、弾き感とインパクトでの「もう一押し」を生み出すそうだ。

重量バリエーションのラインアップも豊富で、前作と同様40g台から70g台までの4つの重量帯に、様々なフレックスを展開している。

キックポイントは中央からやや先端寄りの中調子となっているが、剛性分布で見ると、手元側の剛性はそれほど高くない。前作の「The ATTAS」に比べると、手元側もしなりやすく設計されている。

今回は50g台のシャフトを使用し、45.5インチの長さで試打クラブを組み上げた。(※60度法計測)

シャフトの挙動≫
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UST マミヤ
ATTAS史上最高の高弾道とさらなる飛距離
発売日:2019/09/13 参考価格: 43,200円