「高弾道ドローが自然に打てる」ヤマハ RMX 218 ドライバー
2018/01/06 11:30
金谷多一郎プロの評価点総合評価4.2点
飛距離 | 直進性 | コスト感 | 打感 | やさしさ |
4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
つかまり | 弾道高さ | 構え易さ | 操作性 | デザイン |
5 | 5 | 4 | 4 | 4 |
今回は「ヤマハ RMX 218 ドライバー」を試打してみたいと思います。
前回試打した兄弟モデルの「RMX 118 ドライバー」とはまったくタイプが違いますね。460ccとルール上限の体積になっているのに加え、強烈なシャローバック形状によってヘッドの投影面積も大きくなっています。かなり低重心化されているのでしょう。ソールを見てみると、ヒール側にウエイトが配置され、つかまりやすい設計になっているのが分かりますね。
また、外見からはわかりませんが、クラウンとソールの内側には4本ずつ溝が刻まれていて、大きくたわむことでボールを押し出す構造になっているそうです。
打ってみると、インパクトの手応えは「118」ではソリッドでボールの特性が手に伝わってくる感じでしたが、この「218」はボールをポーンと気持ちよく弾く印象です。心地よい打感と響き渡る打球音によって「ボールを気持ちよく打ち出せた」という爽快感を味わうことができました。見た目のロフト角よりもボールが上がってくれて、ダウンスイングではフェースがボールに向かってきてくれる感覚があるので、自然に高弾道のドローボールが打てます。
純正シャフトの「フブキ Ai II」もヘッドと非常に合っていると思います。振ったときのバランスの良さとタイミングの取りやすさがあり、ヘッドの特性どおりのつかまった高弾道を自然に打たせてくれます。今までドライバーに自信のなかった方に、ぜひ試していただきたいですね。