「高弾道でキャリーが伸びる」ミズノ GX ドライバー
2018/05/05 11:30
金谷多一郎プロの評価点総合評価4.9点
飛距離 | 直進性 | コスト感 | 打感 | やさしさ |
5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
つかまり | 弾道高さ | 構え易さ | 操作性 | デザイン |
5 | 5 | 5 | 4 | 5 |
今回は「ミズノ GX ドライバー」を試打します。
見た目の特徴は、真っ黒なカラーリングです。しっかりと輪郭の良さを見せるミズノらしい手法ですね。
ソールには「MP タイプ1 ドライバー」「MP タイプ2 ドライバー」から継承された溝「ウエーブテクノロジーソール」が搭載されています。この部分のたわみを使ってボールをしっかりと前に押し出します。
フェースは中心部に厚みを持たせ、周辺部を薄くすることでたわみを増加させていて、ソールとフェース両方のたわみを使ってボールを押す設計になっているわけです。
クラウンの輪郭は円形に近く、ミズノらしいキレイな形をしていますね。フェースのセンター付近にはスコアラインが刻まれておらず、ボールを当てたい部分に集中できます。
ヘッドスピード40m/sで打ってみましたが、高弾道でゆったりと大きな球筋ですね。打音は大きめの良く響くクリアな音です。ですが、インパクトではボールがつぶれてフェースに乗って打ち出すような感覚があります。つかまりも良く、落ち際までボールの勢いが収まらずに着地していくイメージです。ヘッドスピードが速くなくても、強い球でキャリーが出せるドライバーだなと思います。
シャフトは余分なしなりを感じさせず、コシがあるのでタイミングが取りやすいです。ヘッドスピードよりもスイングタイプでスペックを選んでほしいので、しっかりとフィッティングしてみるのがオススメです。