第1回アドレスが決まらず飛距離不足で困っています2009年10月13日
取材協力/PING Golf
- 1.クラブセッティングを拝見 はたして点数は?
- 2.プロが伝授!劇的な改善方法とは?
- 3.改善してみてわかったこと 総評
「nFLIGHT」は、PINGが独自開発したフィッティング用のシミュレーションソフト。弾道解析マシンから得られた計測データをもとに、画面上にボール軌道をリアルにグラフィック表示する機能を持つ。ライ角による左右の曲がりや、シャフトによる弾道の高低などもシュミレーションで比較でき、どんなクラブが自分に合っているのか一目瞭然になる。この「nFLIGHT」には、測定結果から自動で最適モデルやスペックを判断して表示する機能や、番手毎の飛距離差(ギャップ)を分析して、そのプレーヤーにとって理想的なクラブセッティング(モデルや番手)を表示する機能もある。
PING Golf主催の新商品フィッティング試打会、練習場イベントです。
フィッティングご希望のお客様は下記お問い合わせ先に事前にご予約をお願いいたします。
フィッティングは、フィッティング内容にもよりますが、おおよそ30分から1時間程かかります。
混雑する場合がありますので、誠に勝手ながら、予約の方優先とさせていただきます。
※問い合わせ先 ピンフィッティングスタジオ 03-5916-1892
藤井プロ:野田さんは、飛距離アップを希望されていたので、やさしいハイブリッドを中心としたセッティングを今回はオススメしました。
野田さん:今のアイアンは打感が好きだったのですが、レスキュー(ユーティリティ)は比較的狙った方向に打つことができていました。それに、クラブへの拘りもありません。ですので、レスキュー(ユーティリティ)に似たクラブに変更しても違和感はありませんね。
藤井プロ:クラブに拘りもないようでしたので、思い切って大胆にセッティングを変えてみました。なぜかと言うと、クラブはアドレスしたときにナイスショットがイメージできることが一番大切。これまでのように、ご自身とボールの距離感が分からないというのは致命的だからです。アドレスがしっくりくるクラブなら、自信を持って打てるはず。飛距離ももっと出るはずなんです。それに、クラブに拘っていないということは、逆に言うとチャンスでもあるわけです。フィッティングで自信が持てる好データを出したスペックのクラブにすれば良いわけですからね。その後に、シャフトやライ角を変えたりしてみるのも改善方法の一つです。
野田さん:ハイブリッドは感触が全く違いますが、すごいオートマチックに振れて良い感じでした。
藤井プロ:フィッティング後は、番手間で飛距離のギャップも出るようになりました。本来はドライバーで、PWや9番アイアンの飛距離の倍近くは飛んでもおかしくはありません。今回のセッティングは気持ちよくスイングできていたようですので、慣れれば飛距離がさらに伸びるはずですよ。
野田さん:楽しみです!今回は、ありがとうございました。