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表純子も飛距離アップした「グローレF」の買いどきは!?

2015/10/02 09:00
ニュートラルなヘッド特性。持ち球を選ばないのが魅力!

先週行われた「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」、表純子が41歳でツアー通算4勝目を挙げた。興味深いのは、決して飛距離が出るプレーヤーではないベテラン選手が、現在使用中のドライバーに変えて飛距離が伸びたとコメントしている点だ。

そのドライバーは『テーラーメイド グローレF ドライバー』女子ツアーでは使用率NO.1を誇るモデルだ。このモデルは、シニアツアーでも使用率NO.1。テーラーメイドは11月に『グローレG ドライバー』を発売予定だが、これは『グローレF ドライバー』のアスリート色を取り除いたモデル。ボールがよりつかまりやすく、より上げやすいと言われている。

『グローレF ドライバー』は、『グローレ ドライバー(初代グローレ)』を一歩アスリート向けにしたモデル。重心距離が長めで、程よく低く、浅い重心位置にして、フェースの弾きも追求。安定して飛距離が稼げるドライバーに仕上がっている。女子もシニアプロもシャフトは変えているが、可変スリーブを採用してあるので、『テーラーメイド R1 ドライバー』以降の可変スリーブ採用ドライバーとの互換性もあるので、『SLDR ドライバー』『R15 460 ドライバー』『R15 430 ドライバー』など使っている人は気に入っているシャフトがそのまま使える。(初代グローレなど、それ以前のモデルと互換性はない)。気をつけてほしいのは“ロフト角選び”。表示ロフト角が10度だと、リアルロフト角は表示ロフト角と差が少なく、11度だとリアルロフト角は多めになる。まずはお好みのロフト角を調べた後、中古ショップで試打してマッチする数値を選んでいただきたい。

表純子が使用している『グローレF ドライバー』は現在、発売以来1年が経過しているが、未だ中古市場では慢性的に品薄状態。価格も強気で推移している。『グローレG ドライバー』が発売されても、この傾向は変わらないと予測される。年末にはアスリート向けモデルの『M1 ドライバー』が発売される予定だが、この発売で流通在庫が少し増え、価格も徐々に下がるだろうか……。流通在庫が少ないので、お気に入りのカスタムシャフトが入っている仕様を見つけたら即買をおすすめしたい。