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ピン G ドライバーの3モデルをどう選ぶ!?

2016/05/06 09:00
ピン G SF TEC ドライバーは、アマチュアには扱いやすくてオススメ。塚田好宣プロもテスト中。(写真は塚田プロ使用クラブ)

HOTLIST JAPAN 2016”の受賞クラブが発表されたが、その中で目立つのがピンのG ドライバー。『G ドライバー(スタンダード)』、『G LS TEC ドライバー』、『G SF TEC ドライバー』の3つのモデルがすべてゴールドを受賞した。昨年のG30 ドライバーは、『G30 SF TEC ドライバー』ーがゴールド、『G30 LS TEC ドライバー』、『G30 ドライバー』がシルバー受賞だったので、更に大躍進というところだろう。

さて今年のG ドライバーG30 ドライバーよりも、更に重心を深く、低く配置して、空力性能も向上させた。G30 ドライバーよりも更にミスヒットに強く、やさしく飛ばせると評判も上々だ。3モデルのどれも評価が高く、どれを選んだらいいか迷う人も少なくない。契約プロの塚田好宣も「どれを使うか悩む」と言うほどに出来が良いようだ。

ピンのG ドライバーは、3モデルともに重心距離が長く、フェース角がオープンで、基本的にフッカーに向いていることを理解して欲しい。3つのモデルを比較すると・・・

・ボールの捕まり
1 G SF TEC ドライバー
2 G ドライバー(スタンダード)
3 G LS TEC ドライバー

・スピン量の少なさ
1 G LS TEC ドライバー
2 G ドライバー(スタンダード)
3 G SF TEC ドライバー

・ヘッドの重さ
1 G LS TEC ドライバー
2 G ドライバー(スタンダード)
3 G SF TEC ドライバー

と、いう具合。
ヘッドスピードが速く、スピン量が多いフッカーなら『G LS TEC ドライバー』。ボールの捕まりの良さを求める人は、『G SF TEC ドライバー』を選んで欲しい。しかし、スライサーがストレートになるという捕まりの良さではないので要注意。スタンダードは、ちょうどこの二つの中間のモデルとなっている。

中古市場では3モデルとも人気で、特に買い取りや販売の価格が高くなっているモデルはない。在庫も徐々に増えてきてはいるが、基本的にはまだ少なめ。スピン量が少なく、表示ロフト角とリアルロフト角の差が少ないので、ロフト角は大きめを選ぶといいだろう。G30 ドライバーとスリーブは共通(形状と重量は少し違うが互換性はある)なので、G ドライバーに買い替えても「カチャカチャ」すれば以前のシャフトが使えるのも魅力。
左のミスに悩んでいるゴルファーに、ぜひ試して欲しいドライバーだ。