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石川遼の「GBBエピック」、松山英樹の「グレートビッグバーサ」、あなたはどちらを選ぶ?

2017/02/17 08:00
石川は「GBB エピック スター」を投入。ボール初速のアップと方向性の良さをコメントしている

この季節は米国で開催される"PGAショー"に合わせて新製品が一気に発表される。その中でも今年の一番の注目は、17日発売の2種類のキャロウェイ「GBB エピックドライバー」ではないだろうか?

前作の「グレート ビッグバーサ ドライバー」は松山英樹が使って大人気となったが、今回のモデルはどんな進化を遂げているのか、気になっている人が少なくないようだ。それでは、2つのGBB エピックドライバーを簡単に紹介しよう。

石川遼が使う「GBB エピック スター ドライバー」は、スイートエリアが広く、ボール初速がアップする飛距離重視のモデル。ソール後方のウエイト位置を変更することでボールのつかまり具合を調整できるが、自然にボールがつかまるドライバーではない。

一方、池田勇太が使用する「GBB エピック サブゼロ ドライバー」は、エピック スターよりもさらに低スピン感があるモデルで、ハードヒッターならかなりの飛距離が期待出来そうな仕上がりとなっている。

GBBエピックスター、エピックサブゼロはどちらも飛距離アップが狙えるドライバーだが、試打してみるとグレート ビッグバーサの後継に当たる特性ではないことに気がつく。一番の違いはボールのつかまりだ。グレート ビッグバーサは非常にボールのつかまりが良く、安定して飛ばせるドライバーで、松山が使っていると言っても、決してハードヒッター向けではないからだ。

ボールをつかまえて飛ばしたいのなら、松山効果で品薄となってはいるが、中古ショップで「グレート ビッグバーサ ドライバー」を探してみてほしい。

自分でボールをつかまえられる人なら、「GBB エピックドライバー」のどちらかを選ぶと飛距離アップが期待できるだろう。ただし、GBBエピックはどちらのモデルも低スピンなので、ロフト角は大きめで選ぶのがオススメだ。ロフト角が大きめだと、ボールのつかまりも良くなる。

イマドキの中古ショップは、新品クラブも扱っているところが増えてきた。こういった新品クラブへの買い替えならば、単なる中古クラブの買い取りだけよりも、良い値段をつけてくれるかもしれない。中古ショップでいろいろ相談してみよう。