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旧モデルと復縁して勝利 テレサ・ルー愛用のドライバーとは

2017/05/12 10:15
松山英樹が使う「グレート ビッグバーサ ドライバー」よりも飛距離を優先して作られた「ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバー」

最近、国内女子プロの使用クラブの変化が気になっている。現在の女子ツアーでの使用率ナンバーワンドライバーは、2月に発売されたキャロウェイのGBBエピックシリーズで、ツアー開幕時には多くのプロがこのドライバーにチェンジした。

最新ドライバーの飛距離性能はいつだって魅力だが、長く使用していたクラブへの信頼が高いのも、それと“裏表”の関係にある事実。実際、最新モデルを数試合で使用した後に元のクラブに戻すというケースは珍しくないのだ。

スタジオアリス女子オープンで今季初優勝したテレサ・ルーもその一人だ。開幕戦の予選落ちに始まり、5戦目までふるわなかったが、6戦目に「キャロウェイゴルフ GBB エピック スター ドライバー」から、昨年までのエース「キャロウェイゴルフ ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバー」に戻した矢先の優勝だった。

さて、この「ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバー」は、2015年の発売当時から高い飛距離性能が評価されており、さらに低スピン弾道が打ちやすい特徴がある。この点は大ヒットしているGBBエピックシリーズと比べても、ほぼ遜色がない。

中古市場では現在、GBBエピックの大ヒットを受けて、キャロウェイのドライバーの人気が高い。それでも、品薄状態の松山英樹使用モデル「グレート ビッグバーサ ドライバー」以外は、価格も手頃になっているので狙い目だ。

飛距離性能が魅力の「ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバー」を打つ際に、1つだけ注意してほしい点がある。かなり低スピンなので、ボールが上がらないという場合があると思う。そんな時は可変スリーブを使ってロフト角を大きくすること。そこだけ注意すればまだまだ現役で使えるおすすめのドライバーなので、ぜひ店頭でチェックしてみてほしい。