シュアアウト2 ウェッジ/ヘッドスピード別試打

筒康博「勝手に高さが出てくれる」

―率直な印象は?
「イメージしている距離より短かかったり、飛びすぎたりといった“縦のミス”を減らせる点で、めちゃくちゃ使いやすかったです」

―縦のミスを減らせる?
「はい。(上から見た)独特の丸い形状の印象が強く、アライメントはスコアラインの下の2本線のみで行う感じです。そういう点で、どちらかというと方向をきっちり出すというよりは、球を上げたい、距離を合わせたい、確実にトップやダフリを減らしたい、という人向けだと思います」

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―方向性は無視?
「ウェッジを使用する80yd圏内の距離では、毎回チップインやベタピンを狙うより、だいたいの距離を合わせられるほうが重宝します。スピン性能がやや足りないとしても、勝手に高さが出てくれるほうが、縦のコントロールをしやすいです。方向性より距離感を重視したほうが、スコアをまとめられるのです」

シュアアウト2 ウェッジ/ヘッドスピード別試打
「無理せず適度な高さが出てくれる」と筒

―実際に打った印象は?
「ソールが幅が広いものは、アプローチや通常のコントロールショットをする場合、邪魔になってしまうのですが、この『シュアアウト2』は幅が広い割にソールの後ろが抜けてくれました。広いソールがそれほど邪魔にならなかったです」

―フェースを開いても?
「そうですね。フェースを開いてもヘッドが抜けてくれて、抜けていく方向も自分で決められる。ボールの位置によってロフト角も決められる。いわゆる縦と高さのコントロールがしやすいので、僕はこれ1本あれば、グリーン周りも十分かなと思いました」

―1本で十分…?
「はい。ラフもバンカーも花道もこれ1本で十分(笑)。そう思えるぐらい楽チンなウェッジだからです。ただ、方向性はウリではないので、そこが気になる人にはおすすめできませんが…」

シュアアウト2 ウェッジ/ヘッドスピード別試打
※使用スペック/ロフト角:56度、NSプロ 950GH(約98g・硬さS)

■ 筒康博(47)

変幻自在に球を操るクラブフィッター。クラブフィッティング&レッスンスタジオ「PCM Labo」総合コーチ。プロアマ問わず7万人以上のゴルファーにアドバイス経験を持つ。身長168cm。

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