クラブ試打 三者三様

オリジナルワン ミニドライバー/ヘッドスピード別試打

2019/09/14 05:00

実戦で使える? テーラーメイドの“ミニドラ”

テーラーメイド創立40周年とメタルウッド誕生40周年記念モデルとして、6月に限定発売されたヘッド体積275ccの「オリジナルワン ミニドライバー」。ヘッドスピード(以下HS)自慢のパワーヒッターからは、曲がらず、大型ヘッドより飛距離が稼げるという評判も聞く。果たして、どのHSの速さのユーザーが投入できる代物なのか!? 今回もHSの異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバー(以下1W)のHS30m/s台の女子プロ・西川みさと、40m/s台のクラブフィッター・筒康博、50m/s台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトは純正の「クロカゲ TM5 2019 カーボン」で、硬さは西川のみSR、筒と万振りマンはSを使用。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。

「1Wではなくフェアウェイウッド(以下FW)と思うべき」と感想を述べたのは、1WのHSが30台の西川。「最初から1WではなくFWだと思っていれば、問題なくイメージした感覚で入っていける」とのこと。HS40台の筒も、「ブラッシー(2W)感覚の1本」と実戦用としても使えると評価。だが、HS50台の万振りマンは「自分は大型ヘッドのほうが安心して飛ばせるので、実戦用としてはちょっと…」と首をひねった。

画像右「M6 FW」の3番と比べるとトウ側の厚さがあるのが分かる
やや写真のアングルが異なるため比較しにくいが、形状はほぼ一緒
ヘッド体積275ccだが、見た目のサイズ感は184ccの「M6」とあまり変わらない

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

西川みさと「1WではなくFWと思うべき」≫
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テーラーメイド
テーラーメイド創立40周年&メタルウッド誕生40周年記念モデル
発売日:2019/06/24 参考価格: 62,640円