クラブ試打 三者三様

ヤマハ RMX 120を西川みさとが試打「もう少し高さが出れば…」

2020/02/04 05:00

ヤマハ「RMX 120 ドライバー」の評価は!?

“圧倒的な飛距離性能と高い安定性”をかかげ、世界レベルの飛びを生むために、ヤマハが最新テクノロジーを駆使して開発した「RMX」新シリーズ。上級者向け「RMX 120 ドライバー」、アベレージ向け「RMX 220 ドライバー」の2モデルが発売された中で、今回は「120」をピックアップした。ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。まずはHS40m/s未満の女子プロ・西川みさとが試打評価を行った。

「シンプルな形状で構えやすいけれど…」

―率直な印象は?
「シンプルな形状でとても構えやすいと思います。スピン量がちょっと少なめに感じるので、もう少しスピン量があって打ち出し角が高ければ、すごく飛距離が稼げそうなクラブです」

―「ブーストリング(初速を上げるヘッド内部のリブ)」テクノロジーは実感した?
「…んー。私のHSでは、それほど感じられるものではなかったかなー …という疑問はありました。そうですね…、正直そこまでは分からなかったですねー…(汗)」

左が120、右が220。かなり大きさが違う…

―「RMX 220 ドライバー」と比べてどう?
「『220』の顔はかなり特徴的でした。フェース後方がすごく長くて、投影面積が非常に大きい。私は小ぶりでシンプルな顔が好きなので、『120』のほうが好みではあります。『220』は単純に操作性ではなく、安定感を求める人用だと思うので、私が個人的に構えにくかっただけかもしれません」

「ヤマハはヤマハ…」と笑顔で評した西川

―対抗馬となるモデルは?
「そうですねー…。他社メーカーの新モデルと比べると、外国ブランドのものに近くなったような気もしますが、またちょっと違うような…ヤマハはやはりヤマハ。対抗馬を具体的に挙げるのは、ちょっと思いつかないですね」

低めの弾道ではあるものの強い球が出ていた

―どのような人向き?
「『120』は使うユーザーの幅が広いのではないでしょうか。私くらいのHS(平均35~36m/s)の人が使う場合ならば、もう少し打ち出し角が欲しいので、ロフト角が大きいもの(9.5度<10.5度)。また、可変式で1度ロフト角をアップできるので、調整して使うと良いと思います」

打感は3点台…【総合評価4.0点】

【飛距離】4.5
【打 感】3.5
【寛容性】4.0
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.0

・ロフト角:10.5度
・使用シャフト:オリジナルカーボン TMX-420D/硬さR
・使用ボール:ロッテ葛西ゴルフの専用レンジボール(ツーピース)

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ

■ 西川みさと プロフィール

1977年7月10日生まれ、埼玉県出身。専大時代の1998年に「日本女子学生選手権」で優勝。大山志保古閑美保らとともにナショナルチームで海外大会に出場した。2002年のプロテスト合格後は、飛距離こそ出ないものの、ショートウッドを巧みに使う技巧派として、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで人気を集めた。

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