ヤマハ RMX 120を万振りマンが試打「1Wの打感ではなかった」
ヤマハ「RMX 120 ドライバー」の評価は!?
“圧倒的な飛距離性能と高い安定性”をかかげ、世界レベルの飛びを生むために、ヤマハが最新テクノロジーを駆使して開発した「RMX」新シリーズ。発売された上級者向け「RMX 120 ドライバー」、アベレージ向け「RMX 220 ドライバー」の2モデルのうち、今回は「120」をピックアップした。ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンは、どのような評価をくだすのか!?
「ドローが出やすい? ドローしか出ない??」
―率直な印象は?
「つかまり系のヘッドなので、無理に引っ張るスイングではなくても、ドローが掛かりやすいイメージをもちました。試打した結果はすべて同じ弾道しか出なかったので、それが武器にもなり、デメリットにもなる部分だと思います」
―デメリットにも…?
「はい。つかまりは良いですが、あまりに左へ曲がりすぎてしまうと、ちょっとデメリットになってしまうかなと感じます。重心距離が短く、ヒール寄りにあるので、ボールにインパクトした瞬間キュッと、手でつかまえに行ってしまうイメージが残りました」
―「RMX 220 ドライバー」と比べてどう?
「『220』と比べると、ヘッドサイズは小ぶりで、インパクト前後のヘッド軌道をイメージしやすい点で、『120』のほうが好みでした。特に、見た目の違いが大きいです。『120』はオーソドックスなヘッド形状で、スッキリして見えます。『220』は明らかにフェース後方がシャローに長く、構えた時に違和感を覚えました」
―打感は?
「何だかドライバーを打っている感じがしなかったです…。フェアウェイウッド? UT?? フェース面の弾きが強いわけでもなく、フェースに食いつくやわらかい感じでもない。正直どっちつかずな感じ…? どちらかに寄っていれば、それを求めるユーザーには合うと思うのですが…」
―「ブーストリング(初速を上げるヘッド内部のリブ)」テクノロジーは実感した?
「そうですねー。自分はあまり認識できなかったです…(涙)」
―どのような人向き?
「見た目はスッキリしていて、ボールのつかまりも良かったので、やはりスライサーの方向けですかね。スライスを抑制しながら、シャフトを替えて、自分に合ったモデルに仕上げていくクラブかなと思います」
飛距離と打感が3点台…【総合評価3.8点】
【飛距離】3.5
【打 感】3.5
【寛容性】4.0
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.0
・ロフト角:10.5度
・使用シャフト:オリジナルカーボン TMX-420D/硬さS
・使用ボール:ロッテ葛西ゴルフの専用レンジボール(ツーピース)
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ
■ 万振りマン プロフィール
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。
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