JAWS ウェッジを万振りマンが試打「スピンコントロールが◎」
キャロウェイ「JAWS ウェッジ」の評価は!?
まさにジョーズの如く、力強くボールを噛み、バックスピンでグリーンを噛むキャロウェイ「JAWS ウェッジ」。「37Vグルーブ」と呼ばれる新採用の溝形状により、フェース上の溝のエッジ部分が規制の範囲内で最大限に鋭角なものになったという。そんな“スピンモンスター”をヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンは、どのような評価をくだすのか!?
「文句なし激スピン、あとは顔…」
―率直な印象は?
「スピン性能の高さをすごく感じました。“激スピン”が、この『JAWS』の一番のウリであることは間違いありません。ただ、個人的に見た目の形状が少しタイプではないという点が気になりました。評価項目【構えやすさ】が3.5点というのが、その理由です」
―どの部分が気になる?
「実際のサイズは、小ぶりで扱いやすく、好みの大きさですが、トウからリーディングエッジにかけての緩やかな丸みのデザインが少しモッサリした印象を受けてしまいます。個人的に、ウェッジの形状はもう少し角張っていて、尖った印象がもてるほうがイメージを出しやすく、好みの形状と言えます」
―【スピン性能】4.5点の理由は?
「やはり、すごいボールにフェースが食いつく感じが伝わりました。溝のしっかりした感じが、数値にも表れていたと思います(平均12782rpm)。ほぼ満点に近い評価です」
―スピンが効きすぎることはない?
「食いつきが良いモデルではありますが、スピンがかかりすぎてマイナスに働くことは、私も含めアベレージゴルファーにとって無いと言えるでしょう。ツアープロやトップアマで、本当に毎回バックスピンをかけてグリーンを攻める人は例外だと思いますが…」
―アベレージゴルファーは困らない…?
「はい。スピン量が少ないとドロップしてしまったり、深いラフからのショットではフライヤーになるケースが多くなります。『JAWS』はスピン量が元々多いので、そのようなミスが出にくい。少ないとどうしても発生してしまうミスも、多い分には適性な回転に抑えていけば良いわけで。シンプルにスピンショットを打ちやすいモデルとして、『JAWS』はアベレージゴルファー向けだと思います」
―どのような人向き?
「スピンコントロールが苦手な人向けです。アプローチでキュキュッと止めたい、スピンをかけてイメージ通りに落としたい、と考えている人に向いています。いまは難しいけれど、今後スピンショットを習得したいという人にも、入門ギアとして選ぶことをおすすめします」
「構えやすさ」以外すべて4点台【総合評価4.0点】
【スピン性能】4.5
【打 感】4.0
【抜け感】4.0
【バンカー対応力】4.0
【構えやすさ】3.5
・ロフト角:52度、56度
・使用シャフト:ダイナミックゴールド S200
・使用ボール:千代田ゴルフセンター専用レンジボール
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、千代田ゴルフセンター
万振りマン プロフィール
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー