クラブ試打 三者三様

ディアマナ DF/ヘッドスピード別試打

2018/09/29 05:00

HS40台・筒康博「白マナと青マナを足した感じ」

「ディアマナ」シリーズは、やはり赤・青・白(3部作)の流れで把握される人は多いと思います。この「ディアマナ DF」は、白と青を足した感じという表現が的確かなと思われます。

白マナと言いますと、手元が大きくしなって先がガチガチというイメージが強いのですが、「ディアマナ DF」は、インパクトゾーンでわずかに走る青マナの要素が加えられているため、それほど難しくは感じません。

先端剛性はしっかり感じられ、インパクト時の余計な動きをシャフトが抑えてくれる感覚はありますが、ガチガチというわけではなく、とにかく安定したインパクトを実現してくれるという印象です。

芯を外した時に、トウ側に当ててフェースが開いたり、ヒール側に当てて下を向いたりということをシャフトが助けてくれます。インパクトゾーンでのロフト角やフェース向きの変化が極端に少なく感じられるのです。

それでいてトップでちょっとだけしなってくれるので、スイングの間(ま)をシャフトがつくってくれます。

手元は白、先は青。まさに白マナ&青マナのいいとこ取りといったモデルです。ディアマナ史上で一番、安定感と飛距離を両立したシャフトと言っても過言ではないかもしれません。

※使用ヘッド/M4 ドライバー(ロフト角10.5度)

■ 筒康博(46)

変幻自在に球を操るクラブフィッター。クラブフィッティング&レッスンスタジオ「PCM Labo」総合コーチ。プロアマ問わず7万人以上のゴルファーにアドバイス経験を持つ。身長168cm。

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