HS30台・西川みさと「ヘッドが効いている」

―見た目は？
「ヘッド形状は、前作と比べてやや大きくなったような、クラウン後方が広がった印象を受けます。前作よりシャローフェースになって、ボールを拾いやすく感じられますね」

―打った感触は？
「全体的にヘッドが効いている印象。全体的に先が重く感じられ、ヘッドが勝手に走ってくれる感じがしました。前作のほうが手元にも重さがあり、全体的なバランスは軽く感じられる印象です」

―飛距離性能は？
「新しいモデルのほうがヘッドが効いている分、ボールを遠くへ飛ばせると思いました。同じ力量で振ったとしても、ヘッドが効いてHSが速くなる分、新モデルのほうが飛距離は稼げると思います」

前作のほうが少しだけ球が高い

―球は上がりやすい？
「スピン量は前作よりすごく減っていたので、前のモデルより上がりにくい印象が少しだけあります。ただ、そのかわり高さが出ない分、低い弾道で前に前に飛んでいく感じはしました」

―打感は？
「断然、新しいほうが好きです。前作はちょっと硬すぎる印象。新しいほうが弾き感はあるけれど、やわらかく感じられた分やさしいイメージが持てました。球の上げにくさを考えると、ロフト角のあるものを選ぶと良いと思いました」

※使用スペック／ロフト角:10.5度、フレックス:R(オリジナルカーボンTMX-419D）

■ 西川みさと（41）

HS40未満の技巧派プロ。1998年「日本女子学生選手権」優勝。2002年にプロ転向後、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。身長159cm。

• HS40台・筒康博の場合
• HS50台・万振りマンの場合