クラブ試打 三者三様

スリクソン Z785 アイアン/ヘッドスピード別試打

2018/12/15 05:00

Z785 vs Z765、7シリーズも新旧打ち比べ

多くのツアープロやトップアマが使用する住友ゴム工業「スリクソン Z」シリーズ。「スリクソン Z585 アイアン」のレビューに続き、今回はより精悍で高い操作性をもつ「スリクソン Z785 アイアン」をピックアップ。ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。使用番手は7番(ロフト角:32度)。シャフトは純正の「ダイナミックゴールド DST」で、フレックスは3人ともS200。比較する前モデル「Z765」も同じ「ダイナミックゴールド DST」で、フレックスは同じものを使用した。

左が前モデルZ765、右が新モデルZ785。ロフト角はどちらも32度(カタログ値)

前作よりややシビアになりましたね」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「ちょっとだけつかまりが弱く、見た目もやや難しく見えます」とのこと。一方でHS40台の筒は、「つかまりがちょっとだけ改良され、フェードもドローも色々操作できるようになりました」と高評価。HS50台の万振りマンも、「見た目の鋭さが増した分、球を拾いやすく狙いやすくなりました」と上々の評価を下した。

左がZ765、右がZ785。785のほうがキャビティ部分がややスリム
左がZ765、右がZ785。785のほうがスコアライン数が1本多い

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

西川みさと「前作よりややシビア」≫
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