スリクソン Z785 アイアン/ヘッドスピード別試打
万振りマン「球を拾いやすく狙いやすい」
―前作と比べてどう?
「前作と見比べて、全体的にスマートに見えます。フェースの厚みが薄くシュッとして見えるので、より鋭い感覚をクラブに反映できる印象を受けました」
―どの辺が変わった?
「スコアラインの溝と溝の間の距離がだいぶ詰まっているので、ターゲットを定めやすいです。フェースの厚みも薄く感じられるので、球を拾いにいきやすいですし、つかまえやすい印象。狙って球を削りとっていけるアイアンという感じです」
―狙って削りとる?
「はい。ちょっと独特の表現をしすぎましたが、要はラインを出しやすいということです…(笑)。アドレスした際、スコアラインが詰まっているだけでロフト角が立っているように見えるので、同じ7番でも方向性を出しやすい。ロフト角が寝ていると、ヘッドがボールの下をくぐってスピンがかかりすぎ、思ったようなラインが出せない印象を受けるので…」
―『Z585』と比べてどう?
「そうですね。『Z585』と比べて『Z785』は、ブンブン振るというより狙っていくアイアンなので、玄人好みのモデルなのかなとは思います。寛容性は落ちる分、それを補ってあまりあるほど、狙える感じとラインの出しやすさがあります。好きな人は本当に好きって感じのクラブです」
―個人的には?
「自分はアイアンが苦手なので、ちょっと使いこなせる自信がありません。この『Z785』のように狙っていける +ちょっとやさしさがほしいかなーという感じです(笑)」
■ 万振りマン(32)
登録者1万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年より数多くの試打動画をYouTubeにアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。身長173cm。
撮影協力/トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ